昼間のお仕事だけしか経験したことがないと、夜のお仕事ってわからないことが多いと思います。
でも稼げそうだからなんとなくやってみたい…と考えている方も、たくさんいるのではないでしょうか。
ここではキャバクラについてどんな仕事内容になっているのか?軽くアドバイスも付け加えながら教えていきたいと思います。
キャバクラとは「接待」をする場所
まずキャバクラとは、一言で言うならお客様を接待するためのお店です。
具体的には、一緒にお酒を飲んであげたり話し相手になってあげたり…といった感じになります。
ただ厳密にいうとキャバクラにはいろんな仕事内容があるので、その辺についてさらに掘り下げていきましょう。
入店のハードルは高い?低い?
ちなみに、キャバクラで働き始める際に必要な知識やスキルは、特にありません。
学歴も職歴も一切関係なく、高校を卒業した18歳以上の女の子ならどなたでも気軽に応募していただくことが可能です。
また年齢の上限は特にありませんが、一般的に20代の女の子が多く在籍しています。
なので30代を超える場合は、入店しても少し浮いてしまうかもしれません。
もしそれでも入店したい!という方は、年齢層が高めのお店を探してみてください。
あるいは、クラブやスナックといったお店の方が合うかもしれません。
お酒を作るのは、キャバ嬢のお仕事
実はキャバクラの場合、裏でボーイさんが作るケースもあればキャバ嬢がお客様の目の前で作ってあげるケースもあります。
そのため、あなたも必ずお酒を作る機会が訪れると思います。
もっとも作る機会が多くなるのは「焼酎」でしょう。
基本的には最初に氷を満タンになるまで入れ、そのあと焼酎を注ぐ前にマドラーで氷だけを混ぜていきます。
これにより、お酒を効率的にグラスの中で冷やすことが可能です。
なお、混ぜる際に音が鳴らないように注意しましょう。
軽く混ぜ終わったあとはお酒を注いでいきますが、その時に必ずどれくらい注ぐのかを聞いてください。
お客様のタバコに火をつけてあげる
キャバクラは接待をする場所ですので、お客様がタバコを取り出した際にはライターで火をつけてあげるのが基本です。
そしてここでのポイントは、お客様の顔の前で点けるのではなく自分の手元で点けること。
そのあとで、お客様のタバコに点火するというが常識です。
顔の前で火を点ける行為は危ないので、あなたも気をつけるようにしてくださいね。
ちなみにお客様によっては、稀にマッチを使いたい方がいらっしゃいます。
その場合も同じく、まずは自分の手元でつけてからお客様のタバコに点火しましょう。
ただの話し相手になってはいけない!
キャバ嬢はお客様と一緒にお話することがメインの仕事になりますが、ここで気をつけないといけないのはお話をする際のスタンスです。
相手はお友達でも知り合いでもなくお客様なので、失礼なことがあったりしてはいけません。
テンションを下げさせないように、キャバ嬢が話を盛り上げていく必要があります。
例えば、適当に相槌だけを打つことは絶対にダメ。
「そうなんですね」で終わってしまうと、会話が広がりません。
なのでお客様がどんどん話をしたくなるように、流れを作っていくのが大切です。
あとは、お客様を褒めてあげたり認めてあげること。
常に気分よくなってもらう必要があるので、ここは大事なポイントです。
褒める部分はどんなところでもOK。
見た目だけではなく、声や話し方、お仕事に関することなど、色々出てくると思います。
時にはヘルプという形で入ることも
実は通常の接客業務に加え、ヘルプで接客することもあります。
ヘルプとは、お客様が指名した女の子を提供できない時に代わりの女の子が接客すること。
キャバクラでは状況によって指名被りが起こるので、誰しもヘルプは経験すると思います。
しかし、ヘルプの場合は通常の接客とは異なる注意点があります。
それはお客様とあまりベタベタしないようにすること。
ヘルプで相手にするお客様は、すでに他のキャストさんのお客様です。
そのため、一定の距離を保ちつつ接客してあげるのが重要。
お客様に好かれてしまうと、そのキャストさんからお客様を横取りすることにつながってしまいます。
これはキャバクラにおいて罪が大きいことなので、気をつけてください。
お客様との同伴出勤について
人によっては、出勤時にお客様と一緒に来るパターンもあります。
これは「同伴出勤」と呼ばれており、キャバクラではよく見かける光景です。
同伴出勤はお店側がキャストに対して強制するものではなく、任意でおこなう仕事になります。
同伴出勤をすることによって給料がアップしたり特別なバックを支給されることもあるので、積極的に取り組んでいきましょう。
ただし、同伴出勤をするためにはお客様をその気にさせる必要があります。
つまりお客様からの好感度を高めることが大前提ですね。
なお、こちらから誘わなくても相手から誘ってくるケースもあります。
また同伴出勤の際はただお客様と一緒に来るだけではなく、その前に食事やカラオケなどへ遊びに行くこともあるので覚えておいてください。
特にゴルフや野球観戦といった内容の場合は長くなるので、時間の計算に注意しましょう。
お店が終わってからお客様と会う
先ほど紹介した同伴に近い仕事内容として「アフター」というものもあります。
アフターとは、営業時間後にお客様と外で会って遊ぶこと。
つまり内容的には同伴と似たようなものですが、こちらは仕事終わりにするのが特徴。
しかし気をつけなければいけないのが、アフターの場合はお店の管轄外になります。
そのためお店の仕事として存在する業務ではなく、あくまでもプライベートでの行為ということ。
なのでお店から特別ボーナスが支給されたりすることはありません。
じゃあ何のためにアフターをするのか?
要するに、お客様を自分のリピーターとして定着させるためです。
基本的にアフターはお客様から誘ってくることが多いので、もしそのお客様を自分のお客様として定着させたいなら積極的に受けるようにしましょう。
これで次の指名に、高確率でつなげることになります。
指名されるということは、最終的にあなたの給料も大幅に跳ね上がるということですね♪
ただ先ほどもいったように、アフターの際はお店の監視から外れます。
もし変なお客様だった場合、外で何をされるのかはわかりません。
だからアフターをする相手については、慎重に判断してください。
まとめ:覚えることは色々あるけど、仕事は誰にでもできます
いかがでしたでしょうか。
これでキャバクラにどんな仕事があるのか、しっかり理解していただけたかと思います。
ただ接客をするだけではなく、お酒を作ったりタバコをつけたり同伴したりと、いろんなことを覚えていく必要があることがわかるでしょう。
とはいえ、難しく考える必要はまったくありません。
どのような仕事も、繰り返せば自然とコツが身に付いてきます。
また、一度覚えれば特に難しいところなんてありません。
最近はお酒を飲まなくても稼げるお店が増えていますので、苦手な方も安心してください。
頑張ればどのような職種と比べても高収入を得られるようになりますので、お金が欲しい方はぜひ挑戦していただければいいなと思います。
ちなみにいきなり入店するのが不安な場合は、体験入店から始めてみるのもありです。
実際にお仕事を体験してから、続けられそうかどうか判断してみてくださいね♪